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知っておきたい戦争映画〜後世に伝えたいその歴史〜
ありがとう、原田芳雄さん〜その生き様を映画で辿る〜

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心に残るあの風景 〜行ってみたくなる映画の舞台〜

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2011.6.10

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2011.5.25

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こんな今だからこそ元気になる映画〜映画は頑張るあなたを応援します〜
これぞ大和魂!最強のサムライ映画とは?

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邦画五社怪獣大戦争

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第23回 特集 掲載開始
日本映画史をDVDで振り返る 1980年(昭和55年)

2011.1.20

第22回 特集 掲載開始
『あしたのジョー』公開記念 コミック原作のカルト&佳作を再び!

2011.1.6

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深作欣二の世界 反骨精神に溢れた巨匠が遺したもの

1月の新譜情報
2010.12.20

第20回 特集 掲載開始
日本映画史をDVDで振り返る 1977年(昭和52年)

2010.12.6

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何度も映画化された 日本人の心を揺さぶる“忠臣蔵”

12月の新譜情報
2010.11.22

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松竹映画90周年記念“松竹女優王国” 写真家・早田雄二×銀幕女優10人の夢のコラボが実現

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第17回 特集 掲載開始
「芦川いづみ DVDセレクション」発売記念 電撃引退した日活スターの魅力を追体験する

11月の新譜情報
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幕末特集

2010.10.05

第15回 特集 掲載開始
日本映画史をDVDで振り返る 1962年(昭和37年)

10月の新譜情報
2010.09.21

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日本映画史をDVDで振り返る 第8回『1970年』

2010.09.06

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時代を超えて魅了し続ける伝説のスター、市川雷蔵珠玉の作品群

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第12回 特集 掲載開始
日本映画史をDVDで振り返る 第7回『1987年』

2010.08.05

第11回 特集 掲載開始
日本映画から第二次世界大戦を知る

2010.07.20

第10回 特集 掲載開始
日本映画史をDVDで振り返る 第6回『1969年』

2010.07.05

第9回 特集 掲載開始
加山雄三デビュー50周年記念 ニッポンが憧れ、追いかけたヒーロー

2010.06.21

第8回 特集 掲載開始
日本映画史をDVDで振り返る
 第5回『1954年』

2010.06.07

第7回 特集 掲載開始
女優がエロスで魅せる環境が整備される時

2010.05.20

第6回 特集 掲載開始
日本映画史をDVDで振り返る
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2010.05.06

第5回 特集 掲載開始
「山崎豊子原作」作品特集

2010.04.20

第4回 特集 掲載開始
日本映画史をDVDで振り返る
 第3回『1965年』

2010.04.05

第3回 特集 掲載開始
日本映画史をDVDで振り返る
 第2回『1978年』

2010.03.23

第2回 特集 掲載開始
日本映画史をDVDで振り返る
 第1回『1958年』

2010.03.05

第1回 特集 掲載開始
生誕100年記念 DVDで甦る 黒澤明監督が残してくれた遺産

2010.03.05

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東映ビデオ 予告動画

第16回特集「幕末特集」

第16回特集「幕末特集」

 角川映画、松竹、東映、東宝、日活――5社の協力で贈る「日本映画DVDセレクション」。第16回は今秋から冬にかけて公開が相次ぐ時代劇に注目、なかでもNHK大河ドラマ『龍馬伝』などで幕末人気が高まっていることから、「幕末時代劇」を企画しました。日本映画史を振り返ってみても、これまで「幕末」を舞台にした映画は数多く作られています。そこで、時代劇に造詣の深い映画ライター、金澤誠さんに、人気の高い新撰組や坂本龍馬をはじめとする幕末映画についてご紹介いただきました。DVDで発売されている作品も多いだけに、本サイトでご紹介している作品から、幕末が持つ時代の躍動感を感じていただければ幸いです。

主役として描かれた幕末スターたち

 近年、時代劇のムーブメントを牽引しているのはNHK大河ドラマだろう。63年から始まったその長い歴史の中で、題材として最も多く取り上げられた時代は戦国時代、次いで幕末である。世が揺れ動く激動期こそ歴史ドラマを作りやすい時代なのだろうが、特に幕末は佐幕派、討幕派ともに主要人物の年齢が若く、ある種の青春ドラマとしても描くことが出来る点に強みがある。ただし、ペリーの黒船来航から明治維新まで20年足らずの間に、揺れ動く世情の中で主義主張を変えていった藩や人間が多いこともあって、全体像を捉えにくい時代でもある。
 例えば討幕の中心となった薩長の立役者、薩摩藩の西郷隆盛や大久保利通は大河ドラマ『翔ぶがごとく』(90)では主役だったが、メインとなった作品は思いのほか少なく、長州藩の桂小五郎も同様だ。映像における幕末のスター・キャラクターは、その誕生から崩壊まで時代を象徴する組織だった新撰組や、薩長同盟を成立させた土佐の風雲児・坂本龍馬といった、劇的な運命を背負った人物たちである。
 中でも新撰組は、戦前から多くの映画に登場した。ただし戦前の新撰組ものでクローズアップされているのは、大河内傳次郎主演の日活作品『興亡新選組』(伊藤大輔監督・30)に代表される局長・近藤勇で、しかもその剣豪ぶりを描くのがメインの作品が多かったらしい。また戦前の新撰組は悪役のイメージが強く、当時の大日本帝国が明治から続いた討幕派主導の政府だったことを思えば、これは当然かもしれない。
 27年から作られた嵐寛寿郎主演の『鞍馬天狗』シリーズによって、新撰組=悪役のイメージは子どもにまで浸透した。その中で唯一近藤は鞍馬天狗が認めた人間で、二人は敵味方に分かれながらも、互いを許しあう仲に描かれている。28年に作家・子母沢寛が、詳細な調査を元に隊士たちの実像に迫った小説『新選組始末記』を発表し、人斬り集団の悪役から新撰組のイメージを変化させたが、一般的な印象が本当の意味で変わったのは戦後になってからだろう。

悪役からイメージを転換した、新撰組のキャラクターたち

新選組

新選組

壮烈新選組 幕末の動乱

壮烈新選組 幕末の動乱

 東映では片岡千恵蔵の近藤勇で『新選組鬼隊長』(河野寿一監督・54)、『新選組』(佐々木康監督・58)、『壮烈新選組 幕末の動乱』(佐々木康監督・60)と新選組映画を連発。千恵蔵の近藤は決断力を持った頼れるリーダーで、そのキャラクター造型には高度成長期に入った日本の、会社の社長を重ねることが出来る。つまり新撰組は近藤の単一キャラクター映画ではなく、組織論的な作品へとシフトしていったのだ。

燃えよ剣

燃えよ剣

 60年代に入り、そういう組織の実質的な運営者として№2の土方歳三が注目を浴びる。脱退者を許さず新撰組を鉄の掟によってまとめ、隊士から“鬼の土方”と呼ばれた彼の苦悩は、65年から始まった東映のTV『新選組血風録』(全26話)で克明に描かれた。ここで土方を演じた栗塚旭は今に至るも“土方役者”の極めつけと言われる。その余勢を買って彼は、松竹映画『燃えよ剣』(市村泰一監督・66)でも土方に扮した。

 もう一人、『新選組血風録』では島田順司演じる沖田総司にも人気が集まった。その前から沖田は新撰組ものに登場していたが、不治の病を持つ薄幸の美剣士というイメージが強まったのは彼の登場以降のことである。沖田はやがて女性ファンをもつ時代劇キャラクターとして確立され、74年の東宝映画『沖田総司』(出目昌伸監督)では、当時モデル出身俳優として人気を得ていた草刈正雄が、現代青年に近い沖田を爽やかに演じた。

 その中でも異色なのが91年の角川映画『幕末純情伝』(薬師寺光幸監督)。つかこうへいの戯曲を映画化したこの作品は沖田総司が女性だったという奇抜な発想で、牧瀬里穂扮する沖田が渡辺謙演じる坂本龍馬に惚れられるという、ラブコメディ時代劇になっていた。

 近藤、土方、沖田をメインとした新撰組映画の集大成といえるのが、70年の三船プロ制作、東宝配給の『新選組』(沢島忠監督)。三船敏郎演じる近藤勇はいささか立派過ぎるが、オールスターキャストでお馴染みのエピソードをちりばめ、新撰組の誕生から崩壊までを俯瞰的に描く大作になっていた。

 ほかにも市川雷蔵扮する新撰組の探索方・山崎蒸が、確執の末に土方の信用を勝ち取るまでを描く大映の『新選組始末記』(三隅研次監督・63)、大川橋蔵が討幕派のスパイとして新撰組へ入り込んだ隊士に扮して、組織の非情さをリアルに描いた東映の『幕末残酷物語』(加藤泰監督・64)、家族を養う金欲しさから新撰組隊士となった、中井貴一演じる吉村貫一郎の愚直な生き方を感動的に映し出した松竹の『壬生義士伝』(滝田洋二郎監督・03)など、様々な隊士にスポットを当てた新撰組映画がある。

意外に少ない、幕末のスター坂本龍馬の映画

 もう一人の幕末スター、坂本龍馬が注目を集めたのは、司馬遼太郎の小説『竜馬がゆく』が発表されてからだろう。坂本龍馬の生涯を青春小説として描いたこの小説の登場によって、龍馬は一躍歴史的偉人の上位にランクされる人気者になった。この原作は北大路欣也が主演した68年のNHK大河ドラマをはじめ、何度もTVドラマ化されたが、龍馬をメインとした映画は意外と少ない。それは司馬遼太郎の原作が完結したのが66年で、当時の映画界では時代劇ブームが完全に去っていた情況が影響している。

 そういう中でも、坂本龍馬が暗殺されるまでの数日間に焦点を当てた黒木和雄監督の『竜馬暗殺』(74)や、龍馬に心酔する武田鉄矢が脚本、主演を兼ねて、幕府軍15万人に4千の兵力で長州藩の高杉晋作とともに立ち向かう龍馬の勇姿を映し出した『幕末青春グラフィティ Ronin坂本竜馬』(河合義隆監督・86)などが作られた。ただしこれらは坂本龍馬のある時期を点描した、青春映画の色合いが強い。

 そういう意味では彼の半生を俯瞰的に見つめた龍馬映画の代表作は、中村錦之助(萬屋錦之介)が自らのプロダクション制作(配給は東宝)で主演した、70年の『幕末』(伊藤大輔監督)だろう。ただこれは伊藤監督が『竜馬がゆく』を戯曲化したものを原作にしていて、演出にも随所に舞台的な処理が見られる。ひとつの映画として龍馬の全体像に迫った、龍馬映画の極めつけはいまだ登場していないと言えるのだ。

ジャズ大名

ジャズ大名

幕末太陽傳

幕末太陽傳

 新撰組や坂本龍馬以外の幕末ものでは、岡本喜八監督が郡司次郎正の小説『侍ニッポン』を原作に、大老・井伊直弼の息子が父を暗殺する桜田門外ノ変に関わることになる三船プロ=東宝の『』(65)、駿河の国を舞台にジャズの音楽に魅せられた藩主がジャムセッションをしているうちに、時代が幕末から明治へと移り変わっていく大映の『ジャズ大名』(86)などを発表している。落語を題材にした川島雄三監督の日活映画『幕末太陽傳』(57)もまた、時代設定は幕末。主人公は金がなくて品川の遊廓へ居残ることになったフランキー堺演じる町人の佐平次だが、石原裕次郎扮する高杉晋作をはじめ、遊廓の客となる勤皇の志士たちが彼と絡んでいく。その群像劇としての面白さ、バイタリティー溢れる人間像には、幕末がもつ時代の躍動感が見事に掬い取られている。これもまた幕末期を描いた映画の中で外せない傑作であろう。 (文=金澤誠)

関連作品紹介

暗殺

メディア/品番:DVD DA-0281

発売日:2007.11.28

発売/販売:松竹

税込価格:\3,990

本編尺:104分

カラー/画面サイズ:モノクロ/スコープ

音声:モノラル

■特典:予告篇/メインキャスト・監督・原作者プロフィール/写真館
沖田総司

メディア/品番:DVD TDV3267D

発売日:2004.12.23

発売/販売:東宝

税込価格:\4,725

本編尺:92分

カラー/画面サイズ:カラー/スコープ

音声:モノラル

■特典:解説書6P

侍

メディア/品番:DVD TDV17320D

発売日:2007.11.23

発売/販売:東宝

税込価格:\4,725

本編尺:122分

カラー/画面サイズ:モノクロ/スコープ

音声:モノラル

■特典:ピクチャーレーベル/解説書付き

予告篇/クライマックスシーン解析

ジャズ大名

メディア/品番:DVD DABA-0508

発売日:2008.02.22

発売/販売:角川

税込価格:\3,990

本編尺:85分

カラー/画面サイズ:カラー/ビスタ

音声:モノラル

■特典:予告篇/キャスト・スタッフ紹介

新選組

メディア/品番:DVD TDV3266D

発売日:2004.12.23

発売/販売:東宝

税込価格:\4,725

本編尺:122分

カラー/画面サイズ:カラー/スコープ

音声:モノラル

■特典:劇場予告篇/解説書6P
新選組始末記

メディア/品番:DVD DABA-0101

発売日:2004.08.27

発売/販売:角川

税込価格:\4,935

本編尺:93分

カラー/画面サイズ:カラー/スコープ

音声:モノラル

■特典:劇場予告篇/スタッフ・キャスト解説 /ギャラリー(静止画) /解説書

新選組血風録(TVシリーズ全26話)

メディア/品番:DVD  DSTD06651

発売日:2004.07.21

発売:東映ビデオ 販売:東映

税込価格:\3,990

本編尺:104分

カラー/画面サイズ:カラー/スタンダード

音声:モノラル

■特典:ピクチャーレーベル/名場面集

壮烈新選組 幕末の動乱

メディア/品番:DVD DSTD02349

発売日:2004.10.21

発売:東映ビデオ 販売:東映

税込価格:\4,725

本編尺:101分

カラー/画面サイズ:カラー/スコープ

音声:モノラル

■特典:ピクチャーレーベル/フォトギャラリー/予告篇

丹下左膳餘話 百萬両の壺

メディア/品番:DVD DVN-99

発売日:2005.01.01

発売:日活/販売:ハピネット

税込価格:\4,935

本編尺:92分

カラー/画面サイズ:モノクロ/スタンダード

音声:モノラル

■特典:幻の場面収録/丹下左膳百萬両の壺(2004)特報
幕末

メディア/品番:DVD TDV17323D

発売日:2007.11.23

発売/販売:東宝

税込価格:\4,725

本編尺:120分

カラー/画面サイズ:カラー/スコープ

音声:モノラル

■特典:ピクチャーレーベル/解説書付き

予告篇/坂本龍馬暗殺の真相?他(静止画)


幕末残酷物語

メディア/品番:DVD  DSTD02351

発売日:2004.10.21

発売:東映ビデオ 販売:東映

税込価格:\4,725

本編尺:99分

カラー/画面サイズ:カラー/スコープ

音声:モノラル

■特典:ピクチャーレーベル/フォトギャラリー/予告篇
幕末純情伝

メディア/品番:DVD KABD-151

発売日:2002.02.22

発売/販売:角川

税込価格:\4,935

本編尺:105分

カラー/画面サイズ:カラー/ビスタ

音声:モノラル

■特典:メイキング映像/美術設定資料集/劇場予告篇/TV-CM/オーディオ・コメンタリー


幕末青春グラフィティ Ronin 坂本竜馬

メディア/品番:DVD  TDV20487D

発売日:2010.12.23

発売/販売:東宝

税込価格:\4,725

本編尺:116分

カラー/画面サイズ:カラー/ビスタ

音声:モノラル

■特典:特報/メイキング
幕末太陽傳コレクターズ・エディション

メディア/品番:DVD DVNS−5

発売日:2005.09.01

発売:日活/販売:ハピネット

税込価格:\6,300

本編尺:110分

カラー/画面サイズ:モノクロ/スタンダード

音声:モノラル

■特典:フォトギャラリー/オーディオコメンタリー/豪華ブックレット


壬生義士伝

メディア/品番:DVD DA-0231

発売日:2003.06.25

発売/販売:松竹

税込価格:\3,990

本編尺:137分

カラー/画面サイズ:モノクロ/ビスタ

音声:モノラル

■特典:特報・予告篇・TVスポット/メイキング/インタビュー/キャスト&スタッフプロフィール他/日本語字幕・英語字幕あり

燃えよ剣

メディア/品番:DVD DA-0464

発売日:2004.10.23

発売/販売:松竹

税込価格:\3,990

本編尺:90分

カラー/画面サイズ:モノクロ/スコープ

音声:モノラル

■特典:栗塚旭インタビュー/予告篇


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