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ありがとう、原田芳雄さん〜その生き様を映画で辿る〜

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こんな今だからこそ元気になる映画〜映画は頑張るあなたを応援します〜
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6月の新譜情報
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邦画五社怪獣大戦争

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第23回 特集 掲載開始
日本映画史をDVDで振り返る 1980年(昭和55年)

2011.1.20

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『あしたのジョー』公開記念 コミック原作のカルト&佳作を再び!

2011.1.6

第21回 特集 掲載開始
深作欣二の世界 反骨精神に溢れた巨匠が遺したもの

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2010.12.20

第20回 特集 掲載開始
日本映画史をDVDで振り返る 1977年(昭和52年)

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第19回 特集 掲載開始
何度も映画化された 日本人の心を揺さぶる“忠臣蔵”

12月の新譜情報
2010.11.22

第18回 特集 掲載開始
松竹映画90周年記念“松竹女優王国” 写真家・早田雄二×銀幕女優10人の夢のコラボが実現

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11月の新譜情報
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2010.10.05

第15回 特集 掲載開始
日本映画史をDVDで振り返る 1962年(昭和37年)

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日本映画史をDVDで振り返る 第8回『1970年』

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時代を超えて魅了し続ける伝説のスター、市川雷蔵珠玉の作品群

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2010.08.05

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2010.07.20

第10回 特集 掲載開始
日本映画史をDVDで振り返る 第6回『1969年』

2010.07.05

第9回 特集 掲載開始
加山雄三デビュー50周年記念 ニッポンが憧れ、追いかけたヒーロー

2010.06.21

第8回 特集 掲載開始
日本映画史をDVDで振り返る
 第5回『1954年』

2010.06.07

第7回 特集 掲載開始
女優がエロスで魅せる環境が整備される時

2010.05.20

第6回 特集 掲載開始
日本映画史をDVDで振り返る
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「山崎豊子原作」作品特集

2010.04.20

第4回 特集 掲載開始
日本映画史をDVDで振り返る
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第3回 特集 掲載開始
日本映画史をDVDで振り返る
 第2回『1978年』

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第2回 特集 掲載開始
日本映画史をDVDで振り返る
 第1回『1958年』

2010.03.05

第1回 特集 掲載開始
生誕100年記念 DVDで甦る 黒澤明監督が残してくれた遺産

2010.03.05

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東映ビデオ 予告動画

第19回特集:何度も映画化された 日本人の心を揺さぶる“忠臣蔵”

第19回特集:何度も映画化された 日本人の心を揺さぶる“忠臣蔵”

 角川映画、松竹、東映、東宝、日活――5社の協力で贈る「日本映画DVDセレクション」。第19回目は、この季節、必ずといっていいほど話題になる、日本人が愛してやまない“忠臣蔵”を特集しました。12月14日は、大石内蔵助以下、赤穂浪士四十七士が吉良上野介邸に討ち入りした日。この劇的な復仇事件は何度も舞台化、映像化され、多くの日本人に親しまれてきました。今年も、12月18日、ワーナー・ブラザース映画配給の『最後の忠臣蔵』(杉田成道監督、役所広司主演)が公開。
 そこで、『キネマ旬報 臨時増刊 忠臣蔵 映像の世界』(1994年刊)をまとめた実績を持つ増當竜也さんに、日本映画史に残る“忠臣蔵”を題材にした作品ついて、振り返っていただきました。DVD化されている作品も多いだけに、この年末を、“忠臣蔵”映画で盛り上がってみてはいかがでしょう。

第二次大戦前後に作られた忠臣蔵映画大作

 元禄15年12月14日の夜、大石内蔵助をはじめとする赤穂浪士47名が、主君・浅野内匠頭を切腹に追いやった吉良上野介の屋敷に討ち入り、その首をあげるという、日本の歴史史上最大ともいえる復仇事件=元禄赤穂事件は後に“忠臣蔵”として劇化、伝承され、今なお日本人の魂を揺さぶる物語として親しまれています。日本映画もまた無声映画の時代から数多くの忠臣蔵映画を作り続けてきました。
 1928年には日本映画の父ことマキノ省三監督が生誕50周年記念として無声映画期最大規模の忠臣蔵映画超大作『忠魂義烈 実録忠臣蔵』を撮るも、編集途中の失火でフィルムの大半が燃えてしまい、不完全版が公開されています。38年には息子のマキノ正博監督がマキノ省三没後10周年記念として池田富保監督と共同で『忠臣蔵 天の巻・地の巻』を製作。また、41~42年には松竹で溝口健二監督が『元禄忠臣蔵』を前後篇で発表しています。こちらは原寸大の松の廊下セットを構築するなど、溝口監督ならではのリアリズムが話題となりました。

忠臣蔵 花の巻・雪の巻

忠臣蔵 花の巻・雪の巻
 戦後はGHQ政策によって時代劇映画の製作が禁止されますが、それが解かれた50年代初頭から東映の『赤穂城』3部作(51~52・萩原遼&佐々木康監督・主演:片岡千恵蔵)など徐々に忠臣蔵映画が作られるように。54年に松竹で発表された大曾根辰夫監督『忠臣蔵 花の巻・雪の巻』(主演:八代目松本幸四郎)は戦後初めて“忠臣蔵”のタイトルを用いた堂々4時間の超大作。しかし、残念なことに現在はネガが紛失し、およそ3時間の短縮版のみがDVD化されています。

毎年のように発表された日本映画黄金時代

 56年には東映が創立5周年記念として松田定次監督『赤穂浪士 天の巻・地の巻』(主演:市川右太衛門)を発表。これは大佛次郎の同名小説を原作とし、忠臣蔵映画初のカラー作品でもあります。57年の松竹・大曾根辰保(辰夫から改名)監督『大忠臣蔵』(主演:二代目市川猿之助)は歌舞伎の“仮名手本忠臣蔵”と実録ものを併せた異色作で、こちらは忠臣蔵映画初のワイド・カラー映画でした。そして58年には大映がオールスター・キャストの創立18周年記念作『忠臣蔵』(主演:長谷川一夫)を発表。渡辺邦男監督ならではの大衆受けする講談調演出が美味な超大作でした。

赤穂浪士

赤穂浪士

 翌59年には東映も負けじと、再び松田定次監督で『忠臣蔵 櫻花の巻・菊花の巻』(主演:片岡千恵蔵)を世に送り出し、同社の豪華絢爛たる風格を改めて世間に強く知らしめることとなりましたが、時はまさに日本映画黄金時代のピークで、それに呼応するかのようにこの時期は忠臣蔵映画がほぼ毎年お目見えしていたのです。61年にはまたも東映が創立10周年記念として『赤穂浪士』(松田定次監督・主演:片岡千恵蔵)を発表。大佛原作を改変しての設定やストーリー展開など、さすがにマンネリを回避して新味を出すべくスタッフが腐心しているさまもうかがえますが、それにしても、6年間で3本も忠臣蔵映画を演出した松田定次監督こそは“忠臣蔵映画の父”と呼んでいいのではないでしょうか(なお松田監督は、56年『赤穂浪士 天の巻・地の巻』が最高の自信作だと生前の取材で語っています)。

忠臣蔵

忠臣蔵

 そして62年には、ついに東宝が稲垣浩監督で『忠臣蔵 花の巻・雪の巻』を製作。当然ながら同社のオールスター・キャストの魅力と折り目正しい稲垣演出、そして伊福部昭の重厚な音楽が全篇冴えわたる作品でした。また主人公の大石内蔵助には54年松竹版『忠臣蔵』と同じ八代目松本幸四郎が迎えられていますが、演じた年齢の違いや映画会社の別などで、同じ役を演じても印象が大いに変わるあたりがユニークであります。

TVドラマに移行した近年の注目作

 これ以降、日本映画界では本格的な忠臣蔵映画の製作がプツリと途絶え、代わってNHK大河ドラマ「赤穂浪士」などの連続テレビドラマで忠臣蔵の世界は描かれるようになっていきます。しかし78年、そうした波に拮抗するかのごとく、時代劇復興を目論む東映が久々に忠臣蔵映画超大作『赤穂城断絶』を発表しました。ただし、ここではあくまでも正統派の忠臣蔵を主張する主演・萬屋錦之介と、いわば『仁義なき戦い』忠臣蔵版を目指した深作欣二監督との間で意見が衝突し、結局どっちつかずの作品となってしまいました。そうした不完全燃焼の感を払拭すべく、深作監督は94年、松竹で『忠臣蔵外伝四谷怪談』を撮ります。これぞ“江戸の仇は長崎で”といわんばかりに、四谷怪談の世界を通して赤穂浪士の心の闇を描ききった快作でした。

四十七人の刺客

四十七人の刺客

 また同じ94年、東宝では市川崑監督、高倉健主演で『四十七人の刺客』を発表し、“松竹×東宝の忠臣蔵対決”ということでマスコミを大いに賑わしました。こちらは池宮彰一郎の原作に即し、赤穂浪士たちの行為を一種のテロとみなしたあたりが新味で(現在では元禄赤穂事件と桜田門外ノ変、そして226事件を日本史における3大テロ事件と捉える向きが多くなってきています)、しかも市川監督独自の映像美学がそれを鋭く裏付けしていきます。また、敵対する幕府側との情報戦が討ち入りの成功の秘訣となったあたりも良く描けていました。まもなく公開される杉田成道監督の『最後の忠臣蔵』も原作は池宮彰一郎。そうなると『四十七人の刺客』の後日譚として接してみるのも一興でしょう。

 それにしても、ここらで久々に本格的な忠臣蔵映画にお目にかかりたいもの。現代ならではの視点、現代ならではのキャストを駆使することで、従来のものとは異なるユニークなものを誕生させ得る可能性は大だと思うのですが、いかがでしょうか。(文=増當竜也)

情報

映画『最後の忠臣蔵』公式サイト

関連作品紹介

赤穂城断絶

メディア/品番:DVD DSTD02195

発売日:2003.06.

発売:東映ビデオ/販売:東映

税込価格:\4,725

本編尺:162分

カラー/画面サイズ:カラー/スコープ

音声:モノラル

■特典:フォトギャラリー/予告篇/ピクチャーレーベル
赤穂浪士

メディア/品番:DVD DSTD02282

発売日:2003.12.05

発売:東映ビデオ/販売:東映

税込価格:\4,725

本編尺:150分

カラー/画面サイズ:カラー/スコープ

音声:モノラル

■特典:フォトギャラリー/予告篇/ピクチャーレーベル

大忠臣蔵

メディア/品番:DVD DA-0282

発売日:2003.11.22

発売/販売:松竹

税込価格:\3,990

本編尺:155分

カラー/画面サイズ:カラー/スコープ

音声:モノラル

■特典:チャプターメニュー/メインキャスト紹介/「仮名手本忠臣蔵」歌舞伎浮世絵と本篇対比/ピクチャーレーベル

四十七人の刺客

メディア/品番:DVD TDV15009D

発売日:2010.11.26

発売/販売:東宝

税込価格:\4,725

本編尺:129分

カラー/画面サイズ:カラー/ビスタ

音声:モノラル

■特典:予告篇/ピクチャーレーベル/撮影現場の風景

忠臣蔵

メディア/品番:DVD DABA-0150

発売日:2004.12.10

発売/販売:角川

税込価格:\4,935

本編尺:164分

カラー/画面サイズ:カラー/スコープ

音声:モノラル

忠臣蔵 櫻花の巻・菊花の巻

メディア/品番:DVD  DSTD02281

発売日:2003.12.05

発売:東映ビデオ/販売:東映

税込価格:\4,725

本編尺:182分

カラー/画面サイズ:カラー/スコープ

音声:モノラル

■特典:フォトギャラリー/予告篇/ピクチャーレーベル

忠臣蔵 花の巻・雪の巻(松竹)

メディア/品番:DVD DB-0289

発売日:2008.12.20

発売/販売:松竹

税込価格:\3,990

本編尺:188分

カラー/画面サイズ:モノクロ/スタンダード

音声:モノラル

忠臣蔵 花の巻・雪の巻(東宝)

メディア/品番:DVD TDV3265D

発売日:2010.11.26

発売/販売:東宝

税込価格:\6,300

本編尺:207分

カラー/画面サイズ:カラー/スコープ

音声:モノラル

■特典:海外版劇場予告篇/解説書6p

忠臣蔵外伝・四谷怪談

メディア/品番:DVD DA-0303

発売日:2004.01.24

発売/販売:松竹

税込価格:\3,990

本編尺:104分

カラー/画面サイズ:カラー/ビスタ

音声:モノラル

■特典:予告篇/特報/スペシャル・プレビュー/監督・キャスト紹介/劇場公開時ポスター/ロビーカード
薄桜記

メディア/品番:DVD DABA-0100

発売日:2004.08.27

発売/販売:角川

税込価格:\4,935

本編尺:110分

カラー/画面サイズ:カラー/スコープ

音声:モノラル

■特典:予告篇/フォトギャラリー/解説書


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