2011.12.14
東映創立60周年記念大特集 私の東映映画オールタイム2011.12.1
12月の2011.11.28
9月、10月の2011.11.18
「1月の新譜情報」2011.11.8
「12月の新譜情報」2011.9.26
「10月、11月の新譜情報」 9月、10月のランキング募集 「東映映画ベスト10」2011.8.10

発表いたします。
第2回の応募期間は5月25日~6月17日。投票された皆様の中から、毎月抽選で新譜DVDをプレゼントさせていただきます(詳細は下記をご参照ください)。ふるってご参加ください。なお、当選者の発表はご本人様へのメール配信にてかえさせていただきます。

未曾有の東日本大震災から2カ月。原発問題、被災地の復興作業など、日本は今、これまで以上に政治のあり方が問われて います。さらには長引く不況、リストラ、老齢化社会、地域格差など、現代の日本が抱える問題も山積み。そんな今だから こそ、日本社会を牽引していく頼もしいリーダーを求めたい。果たして皆さんが理想として描くリーダーとは、どんな人物 でしょう。理想的なリーダーを描いた日本映画、今の政治家たちに見せたい作品を選んでください。
参考までに、映画ライターの永野寿彦さんが選ぶベスト3もご紹介。皆様の熱いメッセージ、選評もお待ちしております。
世界中が日本を応援してくれている中、未だに政治の世界では政権争いの方が大事ら しく、“言った、言わない”レベルでの足の引っ張り合いが続いているのが現実。偉そうに政治的な意見なんてものを言う気はないけれど、それにしたってもっと速やかにやるべきことがあるんじゃないの、と誰だって思うに違いない。岩手県で実際に親戚が被災している筆者は、心底そう思う。だからこそこんなお題が出されてしまうんだろうね、きっと。
そんな現実と比べてしまうのもなんだが、映画の中に登場するリーダーの頼もしさは やはり違う。まさに理想的。①『日本沈没』(73)の丹波哲郎演じる山本総理なんて、まさにそう。今このタイミングで見ると現実を彷彿させるところも多くて辛いところもあるかも知れないが、そんな時だからこそ逆に見てほしい映画でもある。東京大震災が起こった時も権力よりも国民の命が優先し、いち早く避難者のために皇居の開放を命じる決断の早さ。日本が沈没することが決まった時もいかにして国民を海外へと脱出させるかという計画に迷わず進めていく。
②『椿三十郎』(62)の三船敏郎扮する浪人は政治家とは無縁だけれど、人を導くという意味では頼りにしたい人物。考え方がまだまだ浅い若侍たちを、現場で叱咤激励しながらしっかりと導いていく。頭の良さだけでなく、説得力のある行動力が伴っているからこそ、人はついてくるという言い例だろう。
③『踊る大捜査線THE MOVIE2 レインボーブリッジを封鎖せよ!』(03)は、リーダーの理想像をエンタテインメントとして分かりやすく見せてくれる。もちろんフィクションではあるのだけれど、今も進行中の原発の現状を見ていると、この映画の柳葉敏郎扮する室井管理官のような、現場で働く人たちの意見を汲み取って行動する人物が今こそ必要なのだろう。
『新幹線大爆破』(75)の宇津井健しかり、『金融腐蝕列島 呪縛』(99)『突入せよ!「あさま山荘」事件』(02)『ローレライ』(05)の役所広司しかり、自分のことよりも人のためにどれだけ動けるかが、リーダーにとって大事な資質なのかもしれない。
犬好きである。猫も好きである。犬か猫ならぶっちゃけどんなヤツでも飼ってみたい。『ハチ公物語』(87)みたいな忠犬なら素直にうれしいし、『黄金の犬』(1979)のようにはぐれても一生懸命走って家まで帰ってきてくれたりしたらギュッと抱きしめたくなる。『きな子 ~見習い警察犬の物語~』(10)のちょっとドン臭い感じも逆に可愛いいし、『グーグーだって猫である』(08)みたいにいてくれるだけでたまらんのもいる。どんなヤツでもいいつつ、本当は柴犬かコーギーが飼いたいなと思っているけれど。
でもせっかく映画の中から選ぶなら非現実的な方がいいな、ってことで、この3本。①は『パンダコパンダ』(72)に出てくるパンダ親子のパパンダとパンちゃん。別にパンダ好きなワケではないが、この映画で彼らと一緒に暮らすミミ子が本当に楽しそうで楽しそうで。宮崎アニメなら『となりのトトロ』(88)もいいけれど、日本語解してくれる分だけパパンダたちの方が好み。
②の『大怪獣空中戦 ガメラ対ギャオス』(67)からはガメラ。『小さき勇者たち~ガメラ~』(06)では実際に子どもに飼われていたけれど、初めて子どもの味方になった67年のガメラは子どもの時に見ていて「いいなあ」って思った。なにしろこの映画に出てくる金丸英一少年はガメラの甲羅に乗せてもらって一緒に空を飛んだりするんだから。さらに言うなら、子どものくせに敵怪獣ギャオスの命名者になっちゃったりして、怪獣好きにはうらやましいったらありゃしない。現実的に考えたら、あんなデカイの飼えるわけないけれど。
少しだけリアルに飼えるかもしれないというところでは③『劇場版カウボーイビバップ 天国の扉』(01)のアイン。とにかく頭がいい。とある研究機関に育てられた“データ犬” と呼ばれる知能の高い犬という、SFらしい設定なのだが、頭の良さ以外はリアルに犬らしい生活をしているところがニマニマしてしまう。コーギーという犬種が好きになったのも、実はこのアニメ・シリーズのせい。
ながの・としひこ/1960年、岩手県釜石市生まれ。10年間の会社員生活を経て、映画ライター業に。文章だけでなくイラストレイターとしても活動。時折メイキング担当として撮影現場でカメラも回す。著書は『Shall weダンス? 周防正行の世界』(ワイズ出版)など。
投票いただいた方から抽選で5名さまに以下のDVDをプレゼント! ふるってご参加ください。
なお、当選者の発表は賞品の発送を持ってかえさせていただきます。 (※申し訳ございませんが作品は選べません)
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